診療科案内・・・がん、神経筋疾患、重症心身障害、呼吸器など質の高い診療機能を備えた診療科

作業療法部門

作業療法部門は作業療法士が6名従事しております。

作業療法は主として応用的な日常生活動作の改善を目的に行われるものです。 理学療法と同様に、医師の指示に基づいて治療・訓練、指導を行います。 作業療法の「作業」とは、仕事、日常生活活動、家事、遊びなど、実際の生活の中で行われる活動を指します。治療内容においても、日常生活(食事、着替え、トイレ、入浴など)の中で実際に行われる活動が含まれてきます。 また、編み物、木工、折り紙、塗り絵などの作業活動を通じて治療を行う場合もあります。
残された機能だけではどうしても行えない動作がある場合、その動作を可能にするために「自助具」の選定やコミュニケーションツールの導入も行っています。
また、家庭での生活動作について指導させて頂いたり、ご家族の方へのアドバイスなども行います。
精神・心理的な側面や、認知症の症状に対しても、色々な活動を通して改善を図っていきます。また高次脳機能障害に対して、日常生活活動や就労を目的とした代償手段の獲得や練習を行っています。

作業療法部門