診療科案内・・・がん、神経筋疾患、重症心身障害、呼吸器など質の高い診療機能を備えた診療科

作業療法部門

作業療法部門は作業療法士が7名従事しております。

 作業療法は主として応用的な日常生活動作の改善を目的に行われます。医師の指示に基づいて治療・運動・指導を行います。 作業療法の「作業」とは、仕事、日常生活活動、家事、遊びなど、実際の生活の中で行われる活動を指します。
障害や精神的な問題、怪我などで日常生活が困難な状態になっても、社会的適応ができるように作業能力を回復させます。また、社会復帰を目標に身体だけではなく、精神面でのサポートも行います。
当院での作業療法は脳卒中や骨折などの急性期疾患から、長期入院を必要とする神経・筋疾患、重症心身障害者(児)、結核やCOPDなどの呼吸器疾患に対する診療を行っています。長期入院を必要とする患者さんにはコミュニケーションツールの導入を行い、環境調整とともに福祉用具の提案をしています。
呼吸器疾患の分野では在宅酸素療法の導入を支援するために、日常生活での息切れの評価や、当院で作成したパンフレットを用いて生活動作指導を行っています。

作業療法部門