臨床工学技士3名が所属しており、病院内の1,000台以上の各種医療機器(人工呼吸器などの生命維持装置を含む)の操作及び保守管理、点検を行っています。
入院患者はもちろん、外来でも、自宅療養されている患者様の医療機器、各種デバイス機器(DBS、SCS、ITB、ペースメーカなど)のチェックを行い、医師をはじめとする他の医療職種と密に連携し、複雑化する医療機器を患者様が安全に効果的に活用できるよう、スピード感をもって臨床業務に取り組んでいます。
ニューロモジュレーション治療は、運動機能の回復や疼痛緩和に効果のある確立された治療法であり治療に使用する機器は高度で複雑化しています。臨床工学技士は入院、手術、外来などで各種デバイスのチェックや患者用プログラマー・充電器の取り扱い指導などのサポートを担っております。
50台以上の人工呼吸器をメンテナンス・保守管理を行っています。呼吸器ラウンドやRSTでは、安全に装置が使用されているか、また、装置に異常が無いか等を確認しています。
手術の内容により使用される医療機器は多種多様であり、手術が安全に行われるように、手術の立ち会いや機器の操作、麻酔器、電気メス、マイクロサージャリーなど保守管理を行っております。
輸液ポンプや人工呼吸器など医療機器の新規購入、更新、点検、修理、廃棄までME機器管理室で一括管理しています。医療機器メーカー主催のメンテナンス講習会にも随時参加し技術力を高め、院内で対応可能な修理点検業務を行っております。