重症心身障害とは、「重度の知的障害、及び重度の肢体不自由 が重複している状態」をさします。原因の多くは、周産期・乳幼児期・児童期の脳障害と考えられています。
重症心身障害には、様々な合併症があります。神経系の障害(てんかん・筋緊張亢進・不随意運動・睡眠障害)・呼吸器系の異常(反復性の肺炎・胸郭変形等による呼吸の問題)・消化器系の異常(嚥下障害・栄養障害等)等が挙げられます。病院が医療的なかかわりをもつのは当然のことですが、重症心身障害医療においては、多職種(医師・看護師・児童指導員・理学療法士・言語聴覚士・作業療法士・保育士等)が、患者様とその家族の生活を支え、豊かにするために、様々な専門的な関わりをしています。
当院では、外来通院のほか、長期入所・短期入所・デイサービス等、幅広く行っております。ご利用を希望される方は、「療育指導室」にご連絡ください。