臨床検査とは患者さん自身を対象として画像や身体から生じる電気信号などを調べる「生理機能検査」と、患者さんから採取された血液・尿・便・喀痰などの検体を調べる「検体検査」に大別されます。
「生理機能検査」について、当院はてんかん診療拠点機関病院であり、通常の脳波検査をはじめ、短時間の検査ではとらえきれない異常所見を見つけるために、入院して脳波と発作時の様子をモニタリングする長時間ビデオ脳波検査を実施しています。てんかんの診断や治療、治療の効果判定を行い、地域のてんかん診療に重要な役割を果たしています。検体検査については外部委託業者により実施されています。