奈良医療センター薬剤部は薬剤師9名、助手1名で構成されています。 それぞれのスタッフは近畿地区の総合病院などの勤務経験があり、それらの病院での豊富な経験、知識と、学会認定薬剤師など各種ライセンスを併せもっています。
調剤業務/ ジェネリック医薬品 / 薬剤管理指導業務・病棟薬剤業務 / 注射薬調製業務 / 院内製剤 / 医薬品情報管理業務 / 糖尿病教室 / チーム医療 / 治験業務 / 薬学生実習/先輩からのメッセージ/
外来患者様へ / 結核の薬/ てんかんの薬
専用の無菌室での高カロリー輸液の無菌調製、安全キャビネットでの抗ガン剤の無菌調製及び化学療法レジメン管理により、徹底した安全管理を行っています。
院内製剤については、専用の部屋を設け患者ニーズと医師の要求にそった特殊製剤の調製を行っています。
医薬品情報管理(DI業務)については専任の薬剤師が「緊急安全性情報」などの医薬品情報を随時院内に掲示し、採用医薬品やトピックなどを掲載したDIニュースを毎月発行しています。
薬剤師が月ごとに開催される糖尿病教室に講師として参加し、患者教育に携わっています。
医療安全管理委員会、院内感染防止委員会、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡対策チーム、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)、てんかんカンファレンスのメンバーとして積極的にチーム医療を推進しています。
治験に関しては、全国の国立病院機構施設とネットワークの構築ができており、また臨床研究も積極的に推進しています。
毎年、各大学の薬学部より実習生の受け入れを行い、「認定実務実習指導薬剤師」が後進の指導に当たっています。
(主な大学:大阪医科薬科大学、京都薬科大学、近畿大学、神戸薬科大学、摂南大学、武庫川女子大学、立命館大学、同志社女子大学、大阪大谷大学 等)
以上のような業務を行いながら、スタッフは各種学会の講習会等に積極的に参加し自己研磨に努め、患者さまの治療の一端を担い、安全で正確な薬の供給や情報提供を行っています。
薬についてのご不明な点は、窓口にてお問い合わせ下さい。
奈良医療センターの薬剤師の業務は、調剤業務、病棟業務、抗がん剤調整業務、チーム医療、治験業務など多岐に渡ります。当院の特徴として、パーキンソン病やてんかんなどの神経難病や、結核などの肺疾患に対する薬物治療に関わる業務を行っています。
多職種との距離が近く、カンファレンスにも積極的に薬剤師が参加しています。
病棟スタッフや医師からの問い合わせ、院外薬局からの疑義照会などにも対応しています。
慢性期疾患の患者は長期的な薬剤管理が必要であり、服薬指導を通して、最適な治療に貢献できるよう心がけています。(平成29年卒)